2015.01.24
インターカラーって知ってますか?
前回はPANTONEをご紹介させていただきました。
今回は
インターカラー
「INTERNATIONAL COMMISSION FOR COLOR」の通称で、
日本語で言うと
「国際流行色委員会」。
1963年にフランス、スイス、日本の三国を中心に発足し、
2011年4月現在、中国、イギリス、フィンランド、フランス、ドイツ、ハンガリー、
イタリア、日本、韓国、ポルトガル、スイス、タイ、トルコの13国が加盟しています。
本部はパリにあり、開催場所も主にパリ。
加盟国からは、それぞれの国を代表する公益的な色彩団体が1団体ずつ参加するシステムとなっており、
日本からは
JAFCA(日本流行色協会)
が参加しています。
インターカラー委員会では、各国が提案色を持ち寄り、 生活意識の流れや、
今後求められるテイストをふまえて協議がおこなわれ、
トレンドカラーが選定されます。
選定の時期は、実シーズン(小売店舗に商品が並び、消費者が手にとることができる段階)の2年前に
発表されます。
インターカラー会議は、年に2回会議が開催され、24ヶ月後(実シーズンの24ヶ月前)の流行色を選定します。
その半年後(実シーズンの18ヶ月前)、カラー情報機関、素材協会などが独自に、カラー、素材、シルエットなどのトレンド情報を発信します。日本では、JAFCAが、日本の市場に合わせたトレンドカラーを発表します。
さらにその半年後(実シーズンの12ヶ月前)になると、トレンドカラー情報が素材に色出しされ、素材展が開催されます。
日本で開催される素材展には、東京プレテックス、京都スコープなどがあります。
ファッション情報専門誌、業界紙なども、独自にトレンド情報を発表します。
さらに半年後(実シーズンの6ヶ月前)、色出しされた素材が、アパレル製品となり、アパレル展示会やデザイナーのコレクションが発表されます。
ファッション雑誌にも記事が掲載されるようになります。
PANTONEのファッションカラーレポートも、この時期に発表されるトレンド情報のひとつです。
アパレル産業では、流行色情報→素材→アパレルというように、2年の年月をかけて、
ものづくりが行われていますが、
その一方で、SPA(製造小売業)の台頭などによって、
ものづくりに要する期間が短くなる傾向にあります。
また、ライフスタイルが重視されるようになり、流行色情報が対象とする領域は、インテリア、プロダクト、メイクアップなどにも広がっていますね。
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